斎藤孝著「知的人生を楽しむコツ」読書review!!
お久しぶりです、lateladyです。
前回の記事のように、精神的には鬱に足を踏み込みかけた私ですが、
タイミング良く社内異動の話が決まり、
一気に仕事内容も、働き方も超絶ホワイト環境に変わりストレスが少ない生活へと
変わりました。
ブログを始めた当初は
「バリバリのかっこいいサラリーウーマン目指しちゃうっ!!」
というやる気に満ち溢れた若者でしたし、
周りに認められたい一心で仕事は頑張ってきたので
正直、仕事を休みたいと上司に伝えたことも
周りがわかるぐらいの疲弊ぶりを職場で見せてしまうことも
キャリアに対しての不安と内心葛藤だらけでした。
今の生活に不自由はないのですが、なんとなくまだ精神的に完全に立ち直れたわけではない気がする、毎日を送っています。
・なんだかやる気が湧かない
・無気力なことが多い
・なんとなく不安
・すぐ疲れる
ことが多くて。
ADHDの人は過集中の期間を越えると、脳を休めるために一定期間無気力になってしまう、
なんて話を聞いたことがあるので、
鬱とは関係なく、これはADHDの一種の症状かもしれませんが。
とにかく、私はこういったやる気のない状態に陥ると
時間の経過を待つか、自己啓発本に頼るかの2択で昔から乗り越えているので、
今回も在宅勤務(人生初経験!!後ほどブログで投稿しようと思います)中に
やる気を出すべく、1冊の本を読破しました。
以前から持っていた本ですが、たまにいろんな本を読み返します。
読むのは早いのですが内容をすぐ忘れるので、
読む度に新鮮な気持ちになる私・・・笑
彼の本は文体も構成もすっきり簡潔で、とても読みやすいんですよね。
全部で7つの章から構成されています。
学び続けることが、いかに人生をブラッシュアップさせるか。
日々どんなことに取り組んでいきたら、毎日が楽しいと感じれるようになるのか。
私が特に参考になったなと思ったのは3点。
①第5章「気を晴らすと毎日が楽しくなる」
曰く、気を晴らすことと気を紛らわすことは違う、とのこと。
気を晴らすことによって気が晴れます。しかし、気を紛らわすことは退屈しのぎになっても気が晴れることはありません。
たとえば、SNSやインターネットを見ていても、暇つぶしにはなりますが「あースッキリした!!」とはなりませんよね。
それよりかは、同じ時間でゆっくりお風呂に浸かっていたほうが「普段できない時間の過ごし方ができて、幸せだなぁ」なんて思えて、リフレッシュ出来る気がしませんか??
基本的に、情報は気晴らしになりにくい様です。
私は最近ベッドに寝ころびながらスマホをいじり、数時間過ごしてしまうことが多いので気をつけたいな、と思います。
②第4章「ちょっとした考え方」で毎日は楽しくなる
ここからは、原文そのままが心に刺さったので、引用させていただきたいと思います。
境遇が同じでも、起きた事態が同じでも、不幸と思う人もいるし、幸福と思う人もいる。つまらないと思う人もいるし、楽しいと思う人もいる。その違いは、一つにはその人の精神の成熟度によるのかもしれません。
精神の成熟度とは、どんなことが起きても揺らがない強さを持っていたり、柳のように上手に受け止めたり流したりするしなやかさを持っている人のことです。
ではどうやって精神を成熟させられるのか。
一つには、現実と上手に折り合いをつけること。
自分のこだわりを捨てて、現実を受け入れて冷静にできることを考えて、前を向いていく。そういった考え方と行動は必ず自分を成長させてくれるそうです。
③自分だけの気晴らしリストを作ってみる
すみません・・・これはどの章にかいてあったか忘れてしまいましたが汗
人間なので、自分の気晴らしになることってだいたい決まっています。
落ち込んだとき、気持ちが優れないとき、
普段から自分の気晴らしになることを書き留めておくと便利ですよね。
本当に落ち込んでいるときって、気分転換したくても何をすればよいのかとか、何をするべきか考えること自体もかなりエネルギーを要するので
考えられないことも多々ある気がします。。。
自己啓発本以外にも、自分にとって軒晴らしを見つけられると良いなと思っているので、早速携帯のノートに気晴らしリストを作成し、思いついたら書き足すようにしています。
以上、そのほかにも元気になれる内容がいくつも書いてあるので
私は読んでいるだけで、まだ何も行動を起こしたわけでもないのに
凝り固まっていた考え方が楽観的になり、なんだかほっとする気持ちになれました。
以上、最近読んだ本のreviewでした。
みなさんの気晴らしは、なんですか??最近楽しみを見つけられていますか。
身体と心は人間の資本。健康に生きていきたいですね。